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「ロロ・ジョングランの歌声」@レディオ・ガガ [日記]

映画ボヘミアン・ラプソディーでブーム再来のクイーン。
彼らの楽曲の中に、Radio Ga Gaがある。

映像の時代になったけれど、今もラジオを愛する人がいる、
と歌っている。

私の書いた「ロロ・ジョングランの歌声」がラジオドラマになる。
NHKFMで、3月25日午後9時15分から9時30分まで、5夜連続。
おお、この時代にラジオドラマかよっ!と思うこともある。
でも、ラジオドラマだから実現できたのだろう。

実は、10年近く前に「「ロロ・ジョングランの歌声」をテレビドラマにしたい」
と連絡してきた人がいた。
NHKの映像ディレクターで、インドネシアに何か深いこだわりを持っているようだった。
インドネシアを舞台にしたドラマを作りたいと思っている時、私の小説に出逢ったのだという。
残念ながら、海外ロケには予算が掛かり過ぎるし、
企画検討中に起こった東北大震災もあって、ドラマ化企画は消えていった。

だから、「ラジオドラマでもいいですか?」とそのNHKディレクターから連絡が来た時、
びっくりした。「ロロ・ジョングランの歌声」を覚えていてくれたことが驚きで、
とにかく、思い出してくれたんだってことが嬉しかった。
自費で東チモールに取材に行ってきたというし、彼の執念に感服である。
今回の配役は、テレビドラマ制作で培ってきた人脈を活かしたものなのだろう。
本当に、感謝、感謝である。

今日になって、録音が届き、はじめて聴いた。

すっごく面白い!

物語の構成も展開も、ラジオドラマになっている。
俳優陣もとってもいいし、音響も……感涙。

是非、聴いて下さい。
以下のインターネットからも聴くことが出来ます。

ロロ・ジョングランの歌声

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22年ぶりのポーランドから [日記]

最初は、ハッキングメッセージかと思った。
日本語でも英語でもない言語で、休眠状態のブログにメッセージを送る人がいるなんて、
即削除か、無視か……。
でも、ひとつだけ気になったのは、Koninという単語。
もしかして、これはポーランド語?
そして、数字の1997。
Konin in 1997
私が仕事をしていた時期と重なる。

今は便利である。
google翻訳機に掛けてみた。

Pozdrawiam serdecznie z Polski. Zapewne była Pani w 1997 roku w Polsce, w mieście Konin i wtedy poznaliśmy się - Pani, moja żona Aleksandra i ja. Jeśli nie, jeśli to pomyłka, to najmocniej przepraszam

Best wishes from Poland. Probably you were in 1997 in Poland, in the city of Konin, and then we met - you, my wife Aleksandra and me. If not, if it's a mistake, then I'm sorry

ポーランドからの願い事。おそらくあなたは1997年にポーランドのKonin市にいました、そして私たちは会いました - あなた、私の妻Aleksandraと私。そうでなければ、それが間違いであれば、その後、残念です

おおおおお!

やっぱり、そうだ。
私の名前を検索してみたらヒットしたのだろう。
驚きである。
1997年にはFacebookもなく、e-mailも普及し始めたばかりだった。
ポーランドはまだ自由経済圏に加わったばかりの混乱期で、
私たちの別れは一生の別れのようで、みんな抱き合って泣いた。

それが22年後、メッセージをくれるなんて。

科学にありがとう。
そして、Jackにありがとう。

写真は当時の開発調査メンバー。

9コニンの友人達0004_a.jpg
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SNSを使った集客 [日記]

ブログを再開しようと思ったのにはわけがある。

友人たちと企画しているホールイベントの集客に、
インターネットを活用しよう、という話が出たのである。

私たちが準備しているのは入場無料の音楽イベントである。
「大人塾まつり2018」という杉並区社会教育センターの施設を利用したお祭りの中で、
せっかくだから約560人入るホールを活用しようと、実は、毎年実施している。

午前中はいわゆる有名人が出演して無料講演会を行う。
(今年はパックンマックンがやってくる)
で、午後は空いている。
誰か使いませんか?ということで、はーい、使います!
と名乗りを上げたのが私とその周辺の仲間たちだった。

ステージの演出というのは、難しいけど面白い。
小説家の私は、いつも海外を舞台に物語を作り、
自由自在に空想の世界へ読者を連れて行くことが出来る。
それと比較すれば、ステージには制約がある。
時間にも制約がある。
限られた時間と空間で、どれだけ凝縮して観客を楽しませることが出来るか。
それが醍醐味。
ある意味、演劇と似ているのかもしれない。

自画自賛かもしれないが、過去2回のステージは大成功だった。
観客はみんな「面白かった」「楽しかった」と頬を高揚させた。
年配の男性からも内容の工夫を褒められたし、
小学生に満たない少女が「さっきの音楽会楽しかった」と
可愛い笑顔で声を掛けてくれた。

絶対的信頼を置いている司会者(実は銀行員!)のうまい誘導と、
新しい情報、それに、臨機応変に入る音楽。
我ながらよくやった、と思う。

でも、決まって言われる。

「もっと集客したら?」

はい、すみません。

内容に気を取られ、宣伝がおろそかになる。
宣伝・周知するためのエネルギーが残っていない。
私は宣伝が苦手なのである。

今年は頑張って集客してみることにした。
去年から広報を担当している友人(実は会社社長!)が、
「今年はもっと工夫して人を集めよう」
と心強い言葉とアイデアをくれた。
560人入るホールを埋めるのは並大抵のことではない。
無料であったとしても、人は価値を認めないことに時間を割かない。
まずは興味を持ってもらう。
それが大切なのだと思う。

と言うわけで、このブログ、しばらく以下のイベントの
集客大作戦に活用することにした。

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私のオフィシャルホームページ [日記]

ブログ、放置状態です。
一度怠慢になると、意外に書かなくなるもんだ。
毎日の日記だったのに、いつの間にか、年に一度の生存確認みたいになっている(苦笑)。

相変わらず新しもの好きなので、SNSとか、色々やってみるし、
昨年はちゃんとオフィシャルホームページも開設して、
少しずつ小説家としての活動とか、地域活動とか、
ネットを活かしていこうかと思っているのだが、
いかんせん……目の前のことをあれこれやっているうちに
だんだんブログから遠のいてしまっている。

遠のく理由はあれこれある。
一番の理由は、若干恥ずかしくなって来たこと。
昔、毎日ブログを書いていた頃は、誰も私を知らないし、
ま、いいか、と思っていた。
でも、最近は、何作も小説を書いていると、
やっぱりそれなりに経済小説家だから、
アホなこと書いてるとまずいんじゃないかとか、
変に構えて書きにくくなって……。

おっと、そうだ、今日はホームページの紹介だった。
もっとちゃんと作ってから紹介しようと思ったのだが、
そう思ってから1年経過したので、
あー、もういいや、という感じである。

デザインをプロに頼んだりすれば、かっこよくなるのだろうけど、
何でも自分でやりたがるタイプで、
自分でコツコツ作ってみた。
まだ完成版ではないが、きっといつまでも完成などしない。

というわけで……

こちらのリンクが私のホームページです。


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地域活動と世界 [日記]

発展途上国では地域開発に関する社会経済の専門家として仕事をしてきた。
社会活性化のために、自分で出来ることは何でもやった。
「専門は?」と問われれば「雑用係www」と答えたりもしたが、
社会経済専門というのは、とにかく何でもこなすマルチプレーヤーなのである。
調査の統計解析、財務分析、セミナーの企画実施、ニュースレターや広報冊子も作るし、
時には冷や汗をかきながら勉強しつつ、現場に対応して応用力で切り抜ける。
専門性を主張していたらつぶしが利かなくなるので、何でもやる覚悟で現地に飛ぶ。
国際開発コンサルタントは、計画はきっちり作るが、現場に合わせてゆるーく変更する適応力が必要なのである。

さて、そんな途上国で培ったゆるい応用力。
最近は日本の地域活動でも活用している。
ステージイベントの企画の演出である。

私は日本の人たちにも、世界とのつながりを感じて欲しいと思っている。
少し散歩してみるだけで、イギリスにゆかりのある教会や、インドにゆかりのあるお寺や、
ドイツにゆかりのある鉄道や……様々なつながりを発見できる。
今自分が履いている靴がインドネシア産だったり、
食べている野菜がカンボジアから来た食材であったり、世界は身近にあるのだ。
日本は島国だけれども、決して世界と無関係ではないのだと、
気が付いてもらいたいなぁと思っている。
日本人は既に世界の人たちと共生しているのだと。

そこで、地域イベントの企画を始めた。
地域の中に世界を紹介し、出来るだけ楽しく、音楽とクイズで新発見&再発見をしてもらう参加型のステージイベントである。
今年で二回目。
全員ボランティアで、はっきりいって持ちだしです(^^;。
でも、楽しいし、仲間も出来るし、
子供たちが「楽しかった!」と笑顔をくれたり、
大人たちが「面白かった」と言ってくれるのが嬉しい。

世界と地域を繋ぐ活動を、これからも続けていけたらと思っている。
それが小説を書く動機であり、イベントづくりの動機でもある。

以下は固定カメラで撮影したイベントを私が編集した画像です。
よかったら観てください(^^)

「杉並区でアメリカから来たピアノを弾きつつ、
自身は和歌山生まれなので、と民謡をジャズアレンジして弾くシーン」


「日本にオペラを普及させようと試みた日本を代表する作曲家・
山田耕筰が作った杉並区の校歌とは、というクイズと歌」

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三足目のわらじ [日記]

最近はFacebookの投稿が多くなり、というか、Facebookもそんなに投稿していないのだが(汗)、
ブログが放置状態になっている。
気が付いたら、2016年も12月になって、あらら、どうしましょうという感じだ。

で、ちょっと備忘録。

今年の一足目のわらじ(開発コンサルタント)は、フィリピンとインドの仕事だった。
従事したのは全部で4ヶ月くらいなので、往年の忙しさに比べたらたいしたことはない。
スローライフを標榜して日本での滞在期間が増えたが、まだ仕事を頂けるのはありがたい。
少しでも役立つことがあるなら、コンサルの仕事は続けていきたいと思う。

二足目のわらじは、正念場である。
10月上旬に一度脱稿したものの、編集者とあれこれ話して修正に突入。
11月から半月コンサル業務でインドに行ったため筆が止まり、
帰国後に思わぬ体調不良で書き進むことが出来ず……。
楽しみにしていた地域イベントを諦めてPCに向かうもなかなか話がまとまらない。
エピローグを書いていて、昨日、やっと物語の神様が微笑んだ。\(^o^)/

書き出せば早いんだよね~。

めでたく脱稿!
これからプリントアウトして推敲に入る。
まだまだ修正があるし、気を抜けないが、
来年3月の出版を目指している。

さてさて……。
実は最近、三足目のわらじで歩くのが楽しくなっている。
地域活動である。
私はこれまで発展途上国の地域振興に従事してきた。
でも、日本の地域活動も意外と面白いのだ。
開発コンサルタントではなく、小説家でもなく、
ひとりの「みかさん」として受け入れてくれる遊び仲間たち。
色々な刺激や物語のヒントをくれる。

ここ数日、イベントが目白押しで、本当は現場に駆け付けたかったのだが、
原稿執筆に頭を痛め、泣く泣くいくつもの参加を断念した。
年末まではまだ忙しいけど、
仕事をきっちり済ませて、忘年会シーズンの地域活動を楽しむぞ!


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2016年に思うこと [日記]

放置していたら、また数カ月が経ち、2016年の1月も終わりに近づいている。

さて、今年はどんな年になるだろう。
そして、自分にとってどんな年にしたいだろう。

ここ数年、私は日本について色々と考えることが多かった。
それは仕事を休んで日本に長く滞在(!)していたせいかもしれない。
日本に対して危機感を持つようになった。
でも、それは経済が停滞しているとか、少子高齢化であるとか、
そういうことではなくて……それもあるけど、
一番危惧しているのは、日本社会の階層化である。

私は若い頃、ひどく貧乏だった。
でも、学費は今ほど高くなかったので、なんとか大学にまで進学できた。
途中で父が亡くなり「大学に通わせる自信がない」と父がこぼしていたことを母から聞き、
私が進学したために父に無理をさせて死なせてしまったのか、とショックを受けた。
でも、大学教授の助言もあり、何とか卒業できた。
子供の教育に両親の経済的負担がいかに重いかを痛感し、大学を卒業した。

卒業と同時にバブル期に突入するが、
私は日本の発展に背を向けて途上国へと飛び立った。
貧しさへの共感を得られるから、発展途上国が居心地よかった。
それなりに遣り甲斐を持って仕事をして、
国が発展していく様子を見ながら、
自分の貢献度など皆無に近いが、少しは満足感を得ていた。
人々の生活がよくなる様子を見ることが出来るだけで嬉しかった。

ところが、昨年、一昨年は仕事も少なく、日本にいることが多くなった。

そのため様々な教育プログラムに顔を出すようになる。
公立小学校、高校生のプログラム、大学生の私塾、社会人教育、などだ。

若いエネルギーはいいなぁと思う。
みんなキラキラしている。
でも、一方で、危機感を覚える。
教育の階層化が、経済の階層化を固定化してしまう危険性がある。

小学校の貧困児童16%越えも衝撃だが、
お金持ちしか行けなくなった大学の在り方に首を傾げてしまう。
いつから日本は階層社会になったのだろう。
何だか発展途上国と似たような社会構造になって行くような気がしてならない。

発展途上国には、すごいお金持ちがたくさんいる。
アフリカも、アジアでも……。
大邸宅に住み、お手伝いさんを雇い、外車を乗り回し(運転手付き)、ホテルで食事する、
中産階級の日本人よりもしこたまお金を持っている人たちがいる。
でも、彼らは、自国の貧乏人についてほとんど目を止めない。
小銭を渡す程度の優しい自己満足はあるが、
別世界の別人種だと思っている。

いつか日本も、そんな風になってしまわないだろうか。

貧困の連鎖を断ち切りたい、と切に願う2016年である。
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「世界を語ろう歌う道」備忘録 [日記]

前回触れたミュージシャンの
コンサート&映像トークの画像を載せておこう。

まずは主催者のご挨拶。
出会ユキくんの即興BGMで、この企画に込めた思いを語ります。
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そして、迫水秀樹くんの楽曲です。
新しくて懐かしい、今どきない感じの……でも「みんなのうた」とかで流れてきそうな……。
掠れたような透明な声は、クセになります。
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で、トークの時間です。
出会くん、面白すぎwwww。

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迫水秀樹くんは、しばらく日本で活動をするとのこと。
世界を周り、様々な社会に接してきた彼だからこそ歌える歌を、
日本のみんなに届けて欲しいです。
そして、内向きと言われた日本に、
「違うぞ!」「若者は頑張ってるぞ」という思いを伝えていって欲しいです。
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今、できること [日記]

2008年、ちょうどザンビアの経済開発案件を手掛けている時だった。
私は2週間の一時帰国で東京に戻り、城山三郎経済小説大賞の受賞連絡を受けた。
そして、一週間後には再びザンビアに戻り、仲間たちにお祝いをしてもらった。

その時私が担当していたのは、産業調査だった。
どんな産業にポテンシャルがあるか、色々な企業を訪問して聞き取り調査をした。
銅資源に頼っている海のない内陸国。
経済特区予定地はカルスト台地で、重厚長大の産業以外で何か有力なものはないか探し回っていた。
ガタガタ道を車で移動していた時、ラジオから流れて来た曲……。
ああ、アフリカの曲だ。
その音楽は私を惹きつけて、エンタメ産業に適しているのではないか、と思った。

もちろん、ODA案件でエンタメ産業の支援などできない。
時間的にも無理だった。
でも、プロジェクトの友人たちと夢を語り、私は心の中で、
「小説でなら夢を実現できるかも」
と妄想にふけっていた。

転機は2008年に訪れた。
東日本大震災のボランティアで、二人の若いミュージシャンに出逢った。
彼らは世界に興味を持ち、これから海外に出ていくという。
「歌いながら世界中を回るのが夢」
と迫水秀樹くんは言い、
「海外でボランティアをしたい」
と出会ユキくんは言った。

私はその後ロンドンに二人を取材に行き、
そして、「アフリカッ」(中央公論新社)の中で登場人物のモチーフに使わせてもらった。
主人公である商社マンの青年が音楽を愛し旅をする青年とロンドンで出会い、
あれこれと話が展開していくのである。

その迫水秀樹くん……。
「アフリカッ」の登場人物よりも根性がある。
5大陸92か国を3年半かけて旅して、
最後はタンザニアで強盗に遭って命の危険にもさらされたけど、
一回りも二回りも成長して、この9月に帰国した。

JICA短期ボランティアを経験した出会ユキくんと、
92か国ギター一本で旅した迫水秀樹くん。
その二人にエールを送るために、
10月31日にコンサートを主催します。

リハーサルを聴いた私は図らずも涙が溢れた。
すごい歌だ。
全ての理屈を取っ払って魂に直接響いてくる。

一人でも多くの人に聴いてもらわなきゃいけないと思った。
この才能を埋もらせたらいけない。
きっと、彼らを応援するのが私に今与えられたミッションだね。
最善を尽くします。

多くの人が聴きに来てくれますように……。
「世界を語ろう歌う道」

来てください。

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大学のイベント参加 [日記]

昨年以来、まったくブログを更新していません。

経済小説を書いていると、
何となく肩肘張ってしまうところがあって、
かえってブログが書きにくくなったなぁと思うことがあります。

今日は、母校のイベントに参加したので、
そのご報告をすることにしました。

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詳しくはこちらの中央大学のページをご覧ください。
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