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それは安直な発想だった…… [杉並区]

「今年もホールイベントやるんでしょ?」
そう訊かれた時、即答は出来なかった。
大人塾まつりに出店するのには企画書申請が必要で、
ホールイベントをやる場合も、簡単な書類を締め切りまでに出さなくてはならない。

去年も一昨年も楽しかったし、またやりたい、という気持ちはあった。
でも、またまた大変なことになる、という躊躇も否めなかった。

楽しいことというのは、楽なこととは違う。
多くの場合、苦労するのが楽しい。
いや、これって私だけだろうか。
たぶん違うと思うけど、
困難であればあるほど、挑戦し甲斐があるっていうか、
意地になって頑張ってしまうところがある。

ホールイベントも、やるからにはいいものを作りたい。
でも、労力は半端ない。
企画ひとつとっても、こだわってしまう。

そもそも「大人塾まつり」は杉並区教育委員会が共催しているお祭り。
ただ楽しいというわけにはいかない……と思う。
だから、内容にもあれこれ意味づけが必要で、
来客した人たちが、楽しかったプラス勉強になった、という
知的好奇心をそそるものとしたい。

これまでの2回は「つながりの発見、それを育てる」という大人塾まつりのテーマを活かし、
杉並区と世界がつながっているというストーリーで観客を引き寄せた。
外国人のゲストを招いたり、スライドを見せたり、
クイズを使って観客の参加を促したりした。

でもなぁ。
またネタ作りから始めるの……
面倒だなぁ。
台本も書かないといけないしなぁ。

心の中に後ろ向きな自分がいた。

んじゃ、今度は手抜きしてミュージシャンを呼ぶことにしよう。

そうだ、ミュージシャンを何組か呼べば、台本は少なくて済むし、
スライドもたくさん用意する必要はない。
高円寺にはたくさんライブハウスがあって、路上パフォーマンスも盛んである。
あの辺で活動しているミュージシャンをかき集めれば、
ちょっとした音楽会になるし、
地域で育んでいる芸能・芸術、みたいな意味づけが出来るかも。

さて、この発想。
超安易でした。
大反省です。
楽ができると思ったら、大間違い。

企画書を出してから、私は大変なことにつき進んでいることに気づかされるのです。

つづく~。



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