SSブログ

自分でしかいられない… [執筆]

週末、バッサリと文章を削除した。
書きたかったこと、伝えたかったことを思い切って消す。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

大幅書き直し [執筆]

読者の意見は勝手なモノだ。
でも、よくよく冷静に聞くと、やっぱり参考になる。
というか、せっかく言ってくれる意見は、ちゃんと聞かなくては損だ。
「こんなこと言われて悔しい」とは思うけど、ぐっと飲み込めば、その悔しさをプラスに転じて、
今度こそ彼らを唸らせる作品を書いてやる、と胸の奥で闘志が湧いてくる。
悔しさが糧になるのかな。
「これ以上の才能も実力もない」と泣きべそをかいているくせに、
あれこれ人に言われると、今度はきっと……、と思うのだ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

比較されても…… [執筆]

知人が「ロロ・ジョングランの歌声」を読んで感想を送ってきてくれた。
読んでくれただけで有り難いのだが、
色々と注文を付けてくれるのが、時にめんどくさいこともある。
東野圭吾氏の小説は読み始めたら止まらないが、私の小説は、やはり経済関連情報をふんだんに入れようとするため、勢いが止まってしまうのだと言う。

あのさー、あんなヒットメーカーと比較されても、立場がないんですけどぉ……。
私は唇を尖らせる。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボツになった小説のこと [執筆]

今更こんなことを言ってもしょうがないとは思うのだが、
昨年書き上げた小説は、資源エネルギー問題をテーマにしたものだった。
ざっくりあらすじを言えば、ODAの歴史を紹介しながら、ODAが決して相手国への慈善だけで行われていないことや、資源確保が重要だったことを述べている。ストーリーは、ODAで地域開発計画を仕込むコンサルタントと、それを活用して銅資源開発へと繋げようとする経済産業省のキャリアの攻防。でも、その目的が、実は銅ではなく、ウランだったというところへ話しが変化していく。

続きを読む


nice!(0)  コメント(3) 

嬉しい依頼 [執筆]

時々、大学でのレクチャーを依頼されて教壇に立つことがある。
多くは国際協力のことや、経営学、開発学のこと。
コンサルタントは人前で発表するのも仕事の内なので、苦にならないし、
学生の前で話すのは、自分の仕事内容をかみ砕いて易しく整理できるので結構好きである。

先日、e-mailでちょっとしたレクチャーの依頼が来た。
でも、いつもとちょっと違う。

続きを読む


nice!(1)  コメント(2) 

第3回城山三郎経済小説大賞 [執筆]

昨日、第三回・城山三郎経済小説大賞の受賞者が決まった。
もう3年も経つのか……と感慨深いものがある。

http://www.diamond.co.jp/novel/



続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

出版不況 [執筆]

書きたい人、出版したい人は大勢いるが、読みたい人と出版したい人はいない、という時代なのだろうか。

続きを読む


nice!(0)  コメント(4) 

調査と取材 [執筆]

私がいつも業務で行っているのは調査。
既存資料をレビューして、現地関係者に聞き取りをして、現場を踏査して、事実関係をきっちり詰めて定量的、定性的に整理していく。そして報告書にまとめる。

で、調査と取材ってどう違うのだろう。

続きを読む


nice!(0)  コメント(2) 

初心に帰ろう [執筆]

なぜ小説を書くのか。
編集者とのやりとりの中で、私は自問自答した。
賞を戴いたからには、編集者に合わせ、読者市場に合わせ、売れる本を書かなくてはいけないのだと思ってきた。社会的価値うんぬん以前の問題として、売れるかどうか、が非常に重要なのだ。売れる本を書いてこそ、それ推薦して下さった高杉良先生や、城山三郎先生の恩に報いることと思った。

でも、出版業界はそんなに甘くはない。
私がちょっとくらい歩み寄ったところで、商業主義には乗れないのだろう。
基本的に、私は開発コンサルタントなのだ。
その責任の延長線として小説を書くのであって、そのこだわりを捨てきれないし、捨てることは私の作家としての命も捨てるということだ。魂は売り渡せない。それは、編集者にも伝わってしまう。

編集者は、社会的意義やら何やらを娯楽小説に求めることは困難だという。

印象に残った編集者の言葉。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

小説書きのジレンマ [執筆]

知人からe-メールが来た。
「次回作はまだでしょうか。楽しみに待っています」

という短いメッセージである。
有り難い、まだ私が物書きであることを覚えていてくれる人がいるんだ、と胸を打つ反面、
やばい、やばい、やばい、と焦る私がいる。

小説というのはどうやって出版されるのか、実は私も賞を戴くまで知らなかった。

勝手に書いてはいけないのである。
編集者さんの意向次第なのである。
企画が編集者さんに気に入られない限り、書かせてもらえないのである。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。