切り替えスイッチ

休日だが、朝からホテル＠カトマンズで仕事。
やっと一息つけるところまで終わったので、気持ちを切り替えることにした。
スイッチを、小説の方向へ回すのである。
その切り替えに、ブログの執筆を使う。

たぶん、サラリーマンは、帰宅途中に一杯飲み屋に寄ることで
スイッチを家族モードに切り替えるのだろう。
私も、業務用の書類作成から小説への切り替えが必要な時がある。
開発コンサルタントから作家への変身。
仮面ライダーなら、ぐるりと腕を回せば変われるのだろうが、
人間の脳は、そうピシッと切り替わらない。

もともと、海外出張中の小説書きは御法度にしていた。
全然スイッチが切り替わらないので、当然だった。
でも、最近、少しずつ割り切れるようになってきたし、
それに、年間8ヶ月も海外にいると、日本帰国中だけを小説に使うというわけにいかない。
せめて休日くらいは小説に費やさないと、本当に作家業から足を洗わなくてはいけなくなる。

100％業務に熱中できないのは申し訳ないと思う反面、
あんまり業務に一生懸命になって、あれこれ余計な口出しするよりも、
チームリーダーに言われたことをすっきりやっていく方が、
組織を崩さずにいられる知恵なのだとも思う。
とかく一生懸命過ぎると、
自分の主義主張を通そうとして回りに迷惑を掛けるケースがある。
チームプレーにはバランスが必要なのである。

で、気持ちを小説に振り向ける。
少しずつ、自分だけの世界に入っていく。