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地域活動と世界 [日記]

発展途上国では地域開発に関する社会経済の専門家として仕事をしてきた。
社会活性化のために、自分で出来ることは何でもやった。
「専門は?」と問われれば「雑用係www」と答えたりもしたが、
社会経済専門というのは、とにかく何でもこなすマルチプレーヤーなのである。
調査の統計解析、財務分析、セミナーの企画実施、ニュースレターや広報冊子も作るし、
時には冷や汗をかきながら勉強しつつ、現場に対応して応用力で切り抜ける。
専門性を主張していたらつぶしが利かなくなるので、何でもやる覚悟で現地に飛ぶ。
国際開発コンサルタントは、計画はきっちり作るが、現場に合わせてゆるーく変更する適応力が必要なのである。

さて、そんな途上国で培ったゆるい応用力。
最近は日本の地域活動でも活用している。
ステージイベントの企画の演出である。

私は日本の人たちにも、世界とのつながりを感じて欲しいと思っている。
少し散歩してみるだけで、イギリスにゆかりのある教会や、インドにゆかりのあるお寺や、
ドイツにゆかりのある鉄道や……様々なつながりを発見できる。
今自分が履いている靴がインドネシア産だったり、
食べている野菜がカンボジアから来た食材であったり、世界は身近にあるのだ。
日本は島国だけれども、決して世界と無関係ではないのだと、
気が付いてもらいたいなぁと思っている。
日本人は既に世界の人たちと共生しているのだと。

そこで、地域イベントの企画を始めた。
地域の中に世界を紹介し、出来るだけ楽しく、音楽とクイズで新発見&再発見をしてもらう参加型のステージイベントである。
今年で二回目。
全員ボランティアで、はっきりいって持ちだしです(^^;。
でも、楽しいし、仲間も出来るし、
子供たちが「楽しかった!」と笑顔をくれたり、
大人たちが「面白かった」と言ってくれるのが嬉しい。

世界と地域を繋ぐ活動を、これからも続けていけたらと思っている。
それが小説を書く動機であり、イベントづくりの動機でもある。

以下は固定カメラで撮影したイベントを私が編集した画像です。
よかったら観てください(^^)

「杉並区でアメリカから来たピアノを弾きつつ、
自身は和歌山生まれなので、と民謡をジャズアレンジして弾くシーン」


「日本にオペラを普及させようと試みた日本を代表する作曲家・
山田耕筰が作った杉並区の校歌とは、というクイズと歌」

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